歯周病を予防するために食生活で気をつけることとは?歯ぐきにいいおすすめの食べ物
こんにちは。
福井県坂井市の「はるえ東ファミリー歯科」です。
歯周病は歯を失うこともある疾患のため、口内環境を整えて、予防をすることが大切です。
今回は、お口の健康を保ちやすくなる「食べ物」をご紹介します。
また、歯周病の原因やセルフケアの方法など、知っておくと予防につなげることもご紹介しますので、参考にしてください。
食生活を見直し!歯ぐきによい食べ物とは
歯周病になりにくくなるよう、歯ぐきの血流を促したり、唾液の働きを活発化したりする食べ物がありますのでご紹介します。
・ビタミン類を豊富に含む食べ物
ブロッコリーやりんご、小松菜などのビタミンを多く含む食品は、粘膜の修復を助けたり、血流を促したりする効果も期待ができます。
・食物繊維が豊富な食べ物
食物繊維が豊富に含まれる食品も、しっかり噛むことで唾液の分泌を促すため、汚れを流す働きが活発化します。
根菜類や大豆類もしっかり噛むためにおすすめの食べ物で、調理法も歯ごたえがあるように工夫しましょう。
また、歯周病予防のためには、免疫力を高めるためにバランスのよい食事を心がけることも大切です。
【豆知識】歯周病の要因
歯周病の直接的な要因として考えられるのが、「歯垢」の中にひそむ歯周病菌です。
この歯周病菌が、お口の汚れをエサに増殖して、歯ぐきの炎症を引き起こします。
初期の段階では、歯ぐきの腫れや出血程度ですが、進行すると顎の骨も溶かして、歯がグラグラしてしまう怖い疾患です。
また、歯周病は自覚症状が少なく、気づかずにいつの間にか進行していることも少なくありません。
そのため、毎日の十分なセルフケアと定期的な検診で歯周病を予防することが大切です。
【セルフケア】歯ぐきをよい状態で維持するためには
歯周病は、細菌感染症です。予防をするためには食生活の改善はもちろん、歯垢をためないように、丁寧に歯磨きをしましょう。
歯と歯ぐきの境目は、斜め45度位に角度をつけて、細かく動かして汚れを落とします。
歯の表面の歯垢も落とすために、歯と並行に磨くことも大切です。
また、歯と歯の間などに歯垢が残りやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、細かい汚れを落としましょう。
歯周病予防は【はるえ東ファミリー歯科】まで
当院は、お口の健康を守るために、歯周病予防にも力を入れています。歯ぐきが腫れた、歯みがきの時に出血するなどの症状がありましたら、お気軽にお問合せください。
歯周病の初期の段階で治療ができれば、歯ぐきや顎の骨は維持できます。
そのまま放置して、悪化してしまうと顎の骨が減って元通りすることは難しくなりますので、歯周病の症状が出る前に、早めに対処してお口の健康を守りましょう。定期検診を受けると、歯周病がどれだけ進行しているのか定期的に観察することができます。