歯周病とは
歯周病は、お口の中に住みついている細菌が引き起こす感染症です。
最初は歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こします。やがて炎症は広がっていき、歯を支える歯槽骨などの歯周組織も細菌に侵されていきます。歯周組織は歯を支えられなくなって歯がグラつき、最悪の場合抜けてしまいます。
歯周病は糖尿病などの全身疾患との関わりも深いことがわかってきました。
お口と全身の健康を守るために、ご一緒に歯周病の予防と治療を心がけましょう。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~12:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / | / |
14:00~18:00 | ● | ● | / | ● | ● | ● | / | / |
休診日:水・日・祝
歯周病は、お口の中に住みついている細菌が引き起こす感染症です。
最初は歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こします。やがて炎症は広がっていき、歯を支える歯槽骨などの歯周組織も細菌に侵されていきます。歯周組織は歯を支えられなくなって歯がグラつき、最悪の場合抜けてしまいます。
歯周病は糖尿病などの全身疾患との関わりも深いことがわかってきました。
お口と全身の健康を守るために、ご一緒に歯周病の予防と治療を心がけましょう。
歯と歯ぐきの間に歯垢がたまると、歯垢の中に潜んでいる歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こします(歯肉炎)。この段階では自覚症状はなく、ただ歯ぐきが腫れた状態になります。
歯ぐきが腫れると歯と歯ぐきの境い目は広がり、歯周ポケットが生まれます。歯周ポケットに歯垢がたまると、さらに炎症は広がり歯周ポケットも大きくなっていきます。こうして歯ぐきから血が出たり、歯槽骨が破壊されて歯がグラつくなどの症状が起こるようになるのです。
歯周病を予防するには、毎日歯を磨き定期的にクリーニングを受けて、歯周病菌がたくさん住みついている「歯垢」を減らすことが重要です。
歯周病菌は腫れた歯ぐきから血管に侵入します。体の力によって血液中の歯周病菌は死にますが、歯周病菌の中の内毒素はそのまま全身を巡っていきます。こうして、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化、誤嚥性肺炎、低体重児早産など、さまざまな全身疾患が引き起こされたり悪化することになるのです。
すでに持病をお持ちの方はもちろん、健康な方も将来の健康を守るために、歯周病予防と早期発見・早期治療に取り組みましょう。
歯周病を予防するには、次の方法でたくさんの細菌が潜む歯垢を減らすことが大切です。
毎日の歯磨きは、歯周病予防に欠かせません。歯ブラシで歯を磨くのとともに、デンタルフロスや歯間ブラシも使うとより歯垢を取り除きやすくなります。 当院では効率的に歯垢を落とせるように、お口に合った歯磨き方法をアドバイスしています。
毎日歯を磨いていても、歯ブラシの届きにくい箇所に歯垢や歯石、汚れは溜まっていきます。
定期的にメンテナンスを受けてお口の状態をチェックしてもらうとともに、クリーニングでたまった歯垢や歯石、汚れを取り除きましょう。
1日10本以上のタバコを吸っていると、歯周病になるリスクは5.4倍に跳ね上がり、重症化もしやすくなると言われています。歯周病予防のためには禁煙をおすすめいたします。
また、甘い食べ物・飲み物を控えるなど食生活を見直し、適度な運動を心がけるなど、生活習慣も見直しましょう。