歯周病予防をしているのに歯ぐきが下がった?歯ぐきが下がる4つの原因
こんにちは。
福井県坂井市の「はるえ東ファミリー歯科」です。
歯ぐきが下がる原因は歯周病だけではなく、歯ブラシの圧や歯ぎしりなども関係していることをご存じでしょうか。
そこで今回は、歯ぐきが下がる4つの原因についてご紹介します。
歯ぐきが下がる代表的な4つの原因とは?
歯ぐきが下がることを「歯肉退縮」といい、原因は歯周病だけではありません。
「一生懸命歯を磨いているのになぜ?」と感じたら、オーバーブラッシングや噛み合わせ、歯ぎしりなどの問題がないか振り返ってみましょう。
1.歯ブラシの圧が強い
歯周病やむし歯予防のために、ブラッシングが大切ですが、歯磨きの方法は適切でしょうか。
ブラッシング(オーバーブラッシング)は、歯ブラシの圧やストロークが大きすぎることも多く、磨き残しや歯肉のダメージにつながってしまうことも。
歯ブラシの圧は、100~200g程度の力が理想的とされています。
キッチンのはかりで大体の数値を知ることができるので、はかりにブラシを当ててみてください。
2.重度の歯周病
歯周病にかかると、歯ぐきに炎症が起こり、悪化すると顎の骨も溶かしてしまうため歯ぐきが下がる原因になります。
歯周病の原因は、歯垢の中にひそんでいる「歯周病菌」であり、歯周病菌を増やさないようにしなければなりません。
そのため、適切な歯磨きで歯垢を除去し、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが歯周病予防につながります。
「適切なブラッシング方法」は、定期検診の際に歯科衛生士にご相談ください。
3.バランスの悪い噛み合わせ
歯並びが悪いと、かみ合わせのバランスが崩れ、一部の歯に負担が偏ってしまうことがあります。
歯への負担は、歯ぐきが下がる原因になります。
バランスの悪い噛み合わせは顎にも負担がかかり、肩こりや頭痛などにも関連してくることがあるため、早めに改善しましょう。
4.歯ぎしり
歯ぎしりをしていると、思っている以上に強い力がかかっている場合があり、こちらも歯ぐきが下がる原因になります。
噛み合わせと同様、症状がみられる場合は改善しましょう。
しかし、歯ぎしりは寝ているうちに起こることが多く、自分で意識して改善するのは難しいため、「マウスピース」を製作して、歯ぎしりから歯や顎を保護します。
歯ぎしり防止のマウスピースは保険が適用されますので、ご相談ください。
歯ぐきが下がってしまった方は【はるえ東ファミリー歯科】へ
歯肉退縮には上記4つの「歯ぐきが下がる原因」のほかに、加齢やホルモンバランスの変化、喫煙などさまざまな要因も関わりがあります。
歯ぐきが下がってしまったと感じたら、はるえ東ファミリー歯科にご相談ください。
歯ぐきが下がる原因の一つである歯周病は、汚れを除去して予防することが大切です。
定期検診では、歯のクリーニングだけではなく、歯周病の症状(歯ぐきの下がり具合や出血)もチェックしますので、3~4ヶ月に一回程度の受診をおすすめします。