緑茶のカテキンパワーで歯周病を予防しませんか?
こんにちは。
福井県坂井市の「はるえ東ファミリー歯科」です。
のどが渇いときや食事のときに、何気なく飲んでいる方も多い「緑茶」。
緑茶に含まれている「カテキン」は、歯周病予防に有効といわれています。
もちろん、歯周病の予防で最も大切なのは毎日の徹底した歯磨きですが、ちょっとした食習慣への気づかいで歯にいい効果があるとしたら嬉しいことですよね。
今回は、緑茶のカテキンと歯周病予防についてお話しします。
緑茶には、カテキンが豊富に含まれています。
緑茶を飲んだときに「渋い!」と感じたことはありませんか?
この渋みは、カテキンがお口の中でタンパク質とくっつくときに感じると考えられています。
そして、このカテキンが感染症の原因となる細菌やウイルスの表面にあるタンパク質にくっつくと、細菌やウイルスの力を弱めてくれるといわれているのです。
ですから、緑茶を飲むと歯周病菌の力を弱めると考えられているのです。そういうことから歯周病を予防できる、といわれているのですね。
緑茶が秘めたパワーを引き出す飲み方を、ご紹介しましょう。
渋み成分であるカテキンは、お湯の温度が高くなるほど多く抽出される特徴があります。
また、抽出時間を長めにすると、カテキンもより多く抽出されます。
80℃のお湯で40秒抽出するのがおいしいお茶のいれ方といわれていますが、95℃のお湯で60秒抽出すると、カテキンの量はなんと1.6倍に!
熱いお湯と長めの抽出時間で緑茶をいれて、いつもよりカテキンの量が多い緑茶を飲みましょう。
ただし、緑茶にはカフェインも含まれていますから、飲みすぎにはご注意ください。
日常の飲み物を緑茶に変えるだけでも歯周病予防効果が期待できますが、それだけでは歯周病は防げません。
毎日の歯磨きを丁寧にする、歯医者で定期健診を受けることが、歯周病を防ぐ基本です。
はるえ東ファミリー歯科では治療だけでなく、歯の病気を未然に防ぐための健診やクリーニングも行っております。ぜひ、ご家族みなさまでお越しください。